プロジェクトで一番大事な事

システム屋は何らかのプロジェクトに参加して仕事を行う場合が多いと思います。(運用保守をご担当されている方、ゴメンナサイ)
逆に言えば、通常プロジェクトは複数人で構成したチームで実施されます。この記事では、あなたがマネジャの立場であれメンバーの立場であれプロジェクトを始める上で一番大事なことについて私なりの考えをお話したいと思います

そもそもプロジェクトとは?
Wikipediaの「プロジェクト」内に記載されている内容によりますと、PMBOK(知らない人はググってね)ではプロジェクトを以下のように記載しています。
・プロジェクトとは、独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有期性のある業務
これを私なりにかみ砕いてみると以下のような内容になるかと思います。
・プロジェクトとは「事前に定義された目的」を「事前に決められた期間」で達成するための業務
つまりプロジェクトには必ず「目的」と「スケジュール」があるということになります。

ここまで書けば皆さんもご理解のことと思いますが、プロジェクトで一番大切な物は以下の2つになります。(一番大事といいつつ2つでゴメンナサイ)
・事前に定義された実現可能な目的があること
・事前に決められた作業期間(スケジュール)があること

ですので余程のことがない限りこの2つが変更されてはいけません。仮に変更するとすればそれなりの手順を踏む必要があります。
実は困ったことに目的やスケジュールがコロコロ変わるプロジェクトがあるのも事実です。なぜそんなことが起きるのでしょうか? この状況は「目的」や「スケジュール」に対する十分な検討を行わずに走り出したプロジェクトで発生することが多いようです。

また、この「目的」や「スケジュール」は、お客様も含めたプロジェクトメンバーで常に合意/共有されている必要もあります。メンバー間での合意/共有が出来ていないとメンバー全員の力を集中することができず「目的にたどり着けない」や「作業が非効率」といった失敗プロジェクトとなってしまいます。

「目的」や「スケジュール」の検討方法や合意/共有方法については別の記事で書きますが、まずはプロジェクトには十分に検討された「目的」と「スケジュール」とそれに対する「メンバーの合意/共有」が必要であることを認識してくださいね。

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