怒られながら品質を上げるアプローチ

皆さんはアウトプットを作成する際の品質基準についてどう考えていますか?

例えば「IPA(情報処理推進機構)が提供している資格試験について調べて」と言われた時どのようなアウトプットを作ります?
「ITパスポート試験、情報セキュリティマネジメント試験など、10種類以上の資格があります」
というアウトプットでも、依頼内容に従ったアウトプットと言えますよね?

でも依頼者からは、
「試験を全部挙げないと意味がないよ!」
と怒られ、
「以下の13種類です」
ITパスポート試験、情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、システム監査技術者試験、情報処理安全確保支援士試験
と答える。

すると、
「これ全部が技術者向けの試験なのか?」
と、聞かれ、
「一部はITを利用者向けの試験もあります」
と答えると、
「ウチはIT会社なんだから、利用者向けの試験は省けよ」
と、また怒られる

そして最終的には、
「IPAが提供する情報処理技術者向けの試験は以下の11種類です」
基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、システム監査技術者試験、情報処理安全確保支援士試験
というアウトプットに行きつく
どうでしょう? 貴方の職場でもありそうな風景ではないですか?

担当者のマインド
依頼者からの要求に対して丁寧な回答を用意することも考えましたが、そこまで求めていないケースも考えられるので、まずは一番簡単なアウトプットを出してみて、怒られたら怒られなくなるまで修正すればいい・・
つまり担当者は一番簡単(ラクな)なアウトプットを出してみて、怒られながら適切な品質にしていけばいいという考えですが、これってすごく非効率なやり方ですよね。

そもそも依頼者からの「IPAが提供している資格試験について調べて」という要求が “極めてあいまい” であることも問題ではありますが、あいまいなまま作業を開始し怒られることで依頼者が求める品質探っていくというのでは、自身のアウトプット品質を「怒らるか怒られないか」で判断していることになり、一生品質について自身で判断できないことになります。

じゃ、どうするのか?
当ブログでは耳タコぐらいの話で恐縮なのですが「アウトプットが何のインプットになるか確認すること」です。実は依頼者は有資格者向けに手当制度の検討をするつもりで、資格についての情報を欲していたのでした。

「IPAが提供している資格試験について調べて」
「調査結果は何に使われます?」
「実は有資格者向けに手当制度を検討していて、その検討用の資料にしようとしてるんだよ」
というやり取りがあったとすれば、(途中で怒られることなく)最初から最終アウトプットに近い物を用意できたのではないでしょうか?


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