プログラムとデータどっちが大事か?

システム屋をしていると何らかの原因で「データを失う」という事態に遭遇します。
原因は、機器などのシステム的な障害の場合もありますし、人為的(所謂オペチョン)な場合もあります。実は私も誤って大事なデータを消したことがありました。いやー、”血が引く”時って本当に「サー」って音がするんですね(笑)

さて、ハードディスクに保存されているという点では、プログラムもデータも同じですがどちらの方が消えたら困るでしょう?

システム屋の場合「プログラムが消えたらこの1週間の私の作業がパーになる」という感覚から、ついついプログラムの方を重要に考えてしまいがちです。
しかし本当に大切なのは「データ」ですよね。なぜならプログラムはいくらでも我々がゼロから作ることができます(しばらく残業が続くことにはなりますが・・・)
しかし、ユーザーが登録した「データ」はシステム屋には決して復旧することできないからです。

言われてみればあたりまえなのですが、忙しくかつ作業に没頭してしまうとついつい自分に跳ね返ってくるリカバリ作業の大きさから無意識に「プログラム」の方を大事に思ってしまいがちなのでご注意ください。

まず守らなければならないのはユーザーが一生懸命登録してくれた「データ」であるということをお忘れなく!

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