仕事がホントに忙しい時

この仕事はよく「ブラックだ」と言われることがありますし、実際「深夜までの残業」「毎週の休日作業」が続く時があるのも事実です。
仕事の特性上一時的にそういう状況になることもありますが、継続的にそういう状態であるとすれば、自分の「今の状況」を見直す必要があるかもしれません。
そんな時には以下のようなチェックポイントを参考に現在の状況についてチェックしてみてはどうでしょうか?

チェックポイント1:ゴールを明確に意識できているか?
プロジェクトのゴール、自分の仕事のゴールを明確に意識できているか? を確認してみてください。ゴールを明確に意識できていない場合は、
・ 的外れな成果物を作成する
・ 成果物にダメ出しされる
・ 成果物を作り直す
という流れになり、無駄な作業の割合が高くなります。自分のゴールを明確にするとは「自分の成果物がどの後続作業のインプットになるか?」をはっきり確認/認識することです。この作業を怠り「なーんとなく自分本位のゴールを設定して作業を進め、ダメ出しされる」という状況ではないかを確認してください。

チェックポイント2:自分の作業を可視化できているか?
状況によってはいろいろな作業を同時並行的に進めなければならないことがあります。「こんなにいっぱいやなければいけない事があったら忙しいに決まっている」と自分で自分を納得させ、その状況に甘んじていることはないですか?
どんなに忙しい状況でも、自分の作業ログ(何の作業をやるのに何時間かかったのか?)を付けてください。作業ログを付けることで自分の作業の「振り返り」ができたり、実際に1人でこなせない量の作業であることを上司に説明したりすることができます。
「そんなの付けてる暇ないよ!」という声が聞こえそうですが、自分の行っている作業を可視化しなければ自体を改善することはできません。あなたの上司は「XXXはナンカ忙しそうだからちょっと相談に乗ってやるか」というような優しい上司ではないかもしれませんし、仮に相談に乗ってくれたとしても「とにかく忙しいんです」というだけでは有効な支援を引き出すことはできません。

チェックポイント3:忙しい理由が理解できてるか?
「自分が今なぜ忙しいのか?」を理解できていますか?
・ 関連チームとの関係により非常にタイトなスケジュールでの作業を強いられている
・ 自己のスキルとややアンマッチな作業なので、学習に時間を取られている
・ 使用ミドルウェアに想定外のバグがありその対応に時間がかかっている
など、自分が忙しい理由が明確になっている場合は「今回は運が悪かった」として納得することもできますし、その方が(忙しいながらも)精神状態を平穏に保てます。
逆に「何だか判らないけどとにかく忙しい」という状況だとしたら、その忙しさは恐らく永遠に続くと思われます。

激務で身体を壊す前に、上記チェックポイントを参考に今の状況を客観的に分析してみてください。

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