何から始めればいいの?:議事録を書こう!- 前半

若手メンバーはスキル的に未熟なこともあり、チームへ貢献している実感がなかなか湧いてこないケースが多いと思います。
昨今、新入社員の早期退職が問題になっていますが「仕事が厳しすぎる」ということだけでなく、「チームの貢献できている気がしない」ということをも「結構大きな原因じゃないかなぁ・・・」、と私は考えています。ロールプレイングゲームでもレベルがなかなか上がらないと止めてしまいますよねぇ?

そんな悩める若手メンバーにお勧めしたいのが「議事録の作成」です。実際「議事録の作成」は若手メンバーに振られることが多いのですが、ほとんどの場合作成方法について指導されないので価値ある議事録がかけず「なんかメンドクサイことを振られたなぁ」と感じるだけになってしまっています。
これは本当にモッタイナイことだと思いますよ。
ですのでこの記事では「議事録の作成方法」についてできるだけ詳しく解説したいと思います。

若手メンバーが議事録作成を行う意義・効果
(実務理解の第一歩)
・会議で話される内容は基本的に実務において「重要なこと」ばかりです。そんな会議の議事録作成すれば自然と実務に必要な知識が習得できます。
・また、会議での発言内容が理解できない場合でも「議事録を作成する」という目的をもって質問をしていることから、ベテランメンバーも比較的親切に質問に答えてくれます。
・さらには「議事録を書く」という目的で、通常は参加できない重要な会議にも参加させてもらえる可能性があります。
(すぐにチームに貢献できる)
・業務に忙しいメンバーは「議事録作成」を避けたがる傾向にあり、時には議事録が作られないケースもあります。そんな中「議事録作成」を買って出ることで、メンバー全員の重要項目理解を支援すれば、チームに貢献できると共にメンバーに感謝されること請け合いです。
(論理的な思考力が身につく)
・結論を明確にしたり、それに至る議論の流れを整理する過程は論理的でないと人に伝わりません。
すなわち「議事録作成」を繰り返すことで「論理的思考力」が身に付きます。

議事録とは?
議事録とは、会議における議事内容や議論結果を伝えるためのドキュメントです。
・議論の結果生じるOutput要素のひとつ
・次に控える後続作業のInput

(後半へつづく)

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