私がPMをやる理由

私はもともと工作少年でした。黙々とした物作りが好きだったので、たまたま就職活動の時に「システム屋」という仕事を知り「物作りなのにスーツなんか着ててモテそう」いうチャラけた理由でこの業界に入りましたなので、始めはPMなんて「他の誰かがウマいことやってくれて、自分はノホホンと物作りに没頭出来るんだ」と思ってました。

しかし現実はそんなオイシイ話はなく、ノホホンと物作りに没頭しようとしても、「何でこんな物作る必要あるの?」とか「これ作って誰得?」という疑問に答えてくれるPMの方はあまりいませんでした。
そうすると仕方なくお客様へのヒアリングの場に参加する事になるわけです。ヒアリングの場では「気持ち良く」システム開発したいので出来るだけ準備をしてその場に望むわけですが、準備をしっかりしたお陰で自分が楽しく「開発作業を出来るための情報はいただけた(ヨカッタ)、じゃ後は楽しく開発に没頭させてもらおう」と思っていた所、「ねぇ××、コッチのヒアリングにも出てくれない? いや出てくれるだけでいいからさぁ」とか言われました。
当然「出てくれるだけでいい」はずもなく、結局は資料作りから実際のヒアリングまでやらされることになるわけですそんなこんなを繰り返すウチに、やれリーダーやれ、とかPMやれとか言われ今に至ります。

違うんです、私は「工作少年」なのでシステムを作りたいだけなんです。

でも世の中そんなに甘く無いですね ┐(´~`)┌
スティーブ・ウォズニアック程の天才でない限り、自分のやりたい仕事を誰かが与えてくれる事なんてなく、現実はやりたい仕事は自分で段取って作り出すしかないのです。これが現実な気がします ヤレヤレ

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