皆さん、リフレーミングという言葉をご存じでしょうか?Wikipediaによりますと・・・
「ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す」とあります。
私たちは1つの事柄を捉える場合、無意識にある枠組みの中でそれを捉えようとします。(多くの場合「自分に都合のいい枠組み」が採用されます)そして、別の枠組みを用いてその事柄を捉えようとした場合、それに関する認識はまるで違ってくる可能性があるということです。例を挙げましょう。
・好きな異性に告白して断られた
->悲しい・・・
->逆にいえば世界中のどんな女性ともお付き合いできる可能性があるということだ
・テストしてみたらバグだらけで、修正&再テストするのが非常に大変だった
->もうなんていい加減プログラム作ったんだ!
->いやいろいろバグが出たお陰でプログラムをよく理解できた。これで自信をもってリリースに臨める
・ユーザーのいうことがコロコロ変わって一向に仕様が固まらない
->もういい加減に決めてくれないとスケジュールが守れなくなるよ
->実際に開発に入る前にこれだけいろいろな可能性についてユーザーと議論できた。今後の開発は順調に進みそうだ
・今日画面イメージについてレビューを行ったら代理の担当者だったのでスムースにOKもらえた
->ラッキーだった
->本来の担当者から再度レビューを要求されるかもしれない
仕事を進める上では日々顕在化する様々な事柄を適切に判断していくことが必要です。適切な判断を行うためには1つの事柄を様々な枠組みに当てはめてみる必要があります。ある時はポジティブにある時はネガティブに・・・・是非リフレーミングをマスタしてください!
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