早くて悪いことはない

仕事をやる上での普遍的なルールに「早くて悪いことはない」というのがあります。これは依頼された仕事の完了が「遅くて怒られること」はあっても「早くて怒られること」は無いということを表しています。もちろん期待された品質が伴った上での話ではありますが「仕事は早い」に越したことはありませんよね。

仕事を早くやるために日々様々な工夫をしていくことも必要ではありますが、それより大事なことは「期待された品質」を理解した上で仕事をすることです。
逆によろしくないのは「期待以外の品質を達成するために時間をかけすぎる」ことです。それは本来の意味ではムダということになります。(もちろんそこから得られるものがゼロとはいいませんが・・・)

「そんなこと判ってるよー」という声が聞こえてきそうですね。でもこれ結構日常的にある話で「期待された品質」の確認をせず「自分なりの品質レベル」を勝手に想定して作業を進めて、依頼者との間に品質のアンマッチが発生し、依頼者から見たら「無駄に作りこんで時間ばっかりかかってる」「ナンカ的外れなアウトプットだなぁ」ということになっていることが多いように感じます。(皆さんは大丈夫ですか?)

当たり前の話ですが、作業を早く進めるには「無駄を削ぎ落す」必要があります。それにはまず要求された仕事における「期待される品質を確認すること」が必要です。この事を意識していない方がいらっしゃれば、これを意識するだけで作業スピードは必ずアップしますよー(私が保証します(笑))

なお、期待される品質を確認する具体的な方法については以下のの記事をご参照ください。
環境の激変を認識せよ(3):アウトプットの意識

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