進捗管理のポイント4:早めの察知が重要

前回前々回の記事でスケジュール遅延への対応方法について記載しましたが、これらの方法が採れるどうかはとにもかくにも「スケジュールの遅延をどれだけ早急に察知できるか?」にかかっています。
プロジェクトマネジャが知らない間にいろいろなタスクでスケジュールに遅延が発生し、それをマネジャが察知できていないとなると、もう依存関係の見直し、担当者へのサポート所の話ではありません。プロジェクトスケジュールは全面的に見直さざる得なくなり、会社のおエラいさんを連れてお客様にワビいれに行かなければならなくなります。そのような状況を回避するにはどうすればいいのでしょうか?

マネジャがタスクの遅延に対しネガティブなイメージを持っているケースを考えます。
 メンバー「スケジュール遅れそうです」
 マネジャ「何だと! 残業してでも何とかしろ!」
こんな感じだと、メンバーはスケジュールの遅延を隠そうとします。また、仮にメンバーがスケジュールの遅延を感じていても「今度の週末頑張れば大丈夫」と無理な作業でのリカバリーを考えている場合もあります。
もう、こうなるとトラブルプロジェクトまっしぐらです。

プロジェクトにタスクの遅延はつきもの

マネジャのマインドとしては最初から「タスクの遅延」は起こりうるものと認識するべきです。
例えばメンバーに対する進捗確認時にも、
 メンバー「オンスケです」
 マネジャ「ホント? じゃぁもし遅延が発生するとすればどんなケース?」
とか、
 メンバー「特に問題はありません」
 マネジャ「それはよかった、でもちょっとでも不安に思っていることないの?」
という感じで会話をし、少しでも遅延の目があれば積極的に拾い上げるという姿勢が大切です。

いやープロジェクトマネジャってホント大変ですね ┐(´~`)┌

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