会議のやり方2:実施編

準備がちゃんとできたら次は会議の実施です。
まず認識しなければならないことをは「会議は参加者の時間を奪うものである」ということです。
会議の準備段階に奪われるのは、ほぼ主催者の時間だけですが、実際の会議の場では参加者全員の時間が奪われることになるので奪った時間に見合う成果を生む必要があります。

例えば、コストが1時間5千円の人が5人で2時間の会議をすると、
 5千円×5人×2時間=5万円
となり5万円以上の価値を生まないとその会議は「非効率であった」ということになります。

逆にいえば、実際の会議で「参加者から奪う時間を最小化」して「生み出す価値を最大化」するために「しっかりとキチンとした準備をしましょう」ということになります。

会議のやり方2:実施編

1:(ディスカッションの前に)スタートラインをそろえる
準備段階で事前に連絡はしているものの、会議について参加者全員が同じような知識/認識でその場に集まっているわけではありません。ゴールや議題を十分に認識し「前向きな気持ちで参加している人」もいれば「よくわからないけど呼ばれたから来た」という人もいます。
その為まずは、参加者全員の知識/認識を一致させて全員が同じスタートラインに立ってもらえるようなサポートをします。具体的には準備した以下の内容を改めて説明し、認識違いがないこと(あれば修正する)を確認するというアクションになります。
 ・会議の目的 ・参加者の役割 ・アジェンダ(進め方)
「”参加者の時間を奪うこと”に対して細心の注意を払え」と言っていながら、このアクションは一見無駄のように思われるかもしれませんが、本題に関する議論を効率的/効果的に進めるためには必須のアクションです。

2:議論を行う
本題に対する議論を行います。議論中に主催者は「発言の促進したり」「発言内容をまとめて板書したり」と出来るだけ価値のあるアウトプットを引き出せるよういろいろなサポートを行います。
(議論を効率的/効果的に進める方法については、たくさんのポイント/手法があるので別途詳しく書きますね)

3:まとめを行う
議論が終了(ゴールを達成できた、もしくは時間切れ)したら、最後にまとめを行います。
・事前に決めた目的を達成できたか?(できた部分とできなかった部分がある場合は、明確化する)
 =>達成できなかった部分がある場合はそれへの対応について(次回に持ち越しなど)
・議論を経て決まったことは何か?
・議論の結果顕在化した(後続)作業は何で、誰が、いつまでに実施するのか?

皆さんの中には「定時の間は会議ばかりで、実際自分の仕事をするのは定時を過ぎてから」という方もいると思います。もちろん時間をかけただけの価値が生まれる会議ばかりであればしょうがなのですが、「無駄な会議」や「非効率な会議」も多いのが実情ですよね。 ┐(´~`)┌
会議のやり方を見直して、是非定時で仕事を終えられるようにしょましょー!

コメント

タイトルとURLをコピーしました