人のせいにしても・・・

先日とても若いシステム屋さんと話をしました。その方は現在ご自分の仕事があまり上手くいってないようで、しきりに「営業が悪い」「お客が悪い」と上手くいってない原因を自分以外に置いているようでした。うーん・・・
一般的に仕事が上手くいかなかったり、不満が溜まったりすることはよくあることです。そのような場合貴方はその原因や対応についてどう考えますか?

「XXが悪い」でいいのか?
冒頭の若いシステム屋さんのように、現状が上手くいってない原因を自分以外に置く人がいます。人は弱いものですから可能であれば「悪いのは他者で、自分は正しい」という建付けを望みます。だってその方が自分は傷つかないし、もしかしたら本当にそうかもしれませんしね・・・

「XXが悪い」でもいいけど、それで終わらない
私はこのアプローチ自体が悪いとは思いません。まずは現状を把握するという意味で自分以外の原因について考えることも、改善に繋がる第一歩だと思います。
一番マズいのは「XXが悪い、だから改善すべきはXXで私は何もしなくていい」と考えてしまうことです。「XXが悪い」というのはあくまで現状の認識でしかありません。なので対応は「XXが悪い所を直す」ではなく、「XXが悪い」という現状を踏まえて上で「自身がどう対応(行動変化)するのか?」とする必要があります。

「正義の味方」はやってこない
現実世界では残念ながら、貴方のことを救ってくれる正義の味方はやってこないので、他者がどんなに悪いと思っても、自分が遭遇した問題・課題には現状・原因をしっかり認識した上で、自分の適切な行動変化をもって対応するしかないのです。

(ご注意)
「XXが悪い」の部分が所謂「パワハラ」や「セクハラ」といった犯罪行為に類するものであれば、上記の限りではありません。積極的に外部に助けを求めてください。

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