困った人達(4):「説明」の目的がマウンティングの人

システム屋は、「提案の内容」であったり「システムの構成」だったり「アプリの使い方」だったりと、様々な局面で「説明」することがあります。逆にいえば「説明上手であること」がシステム屋の必須スキルともいえます。

本来「説明」は、
 ・ある事柄の内容・理由・意義などを、よくわかるように述べること
ですが、この「説明」をマウンティングの道具に使おうとする人がいます。具体的にいうと自分が「説明」することで、相手より自分が「優れている」「立場が上である」ということを示そうとしてきます。そういう人の「説明」はもはや相手が内容を理解できているかどうかは二の次になり、「私ってスゴイでしょう」という伝えようとします。

このタイプの人が厄介なのは「説明」が解りづらくなりがちですし、仮に「説明」が理解できたとしても説明してくれる人のことを貴方が「優れている」「立場が上である」と認識しないと、説明してくれる人の機嫌が悪くなるという点です。しかもそいういう人は自分が「説明」をマウンティングの道具としていることを自覚していないので本当に厄介です。

貴方が「説明」を聞く立場になったら、こういう人がいることを思い出してください。もし説明してくれる人がマウンティング目的だとわかったら「あなたがスゴイのは十分に伝わりました」というような雰囲気を醸し出し早急に話を終わらせましょうね。

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