消せる人は出来る人

昨今はペーパーレス化が進んで、ホワイトカラーの人が作成するもののほとんどが電子ファイルという状況になっています。この電子ファイルというのは、
・(ほぼ)劣化しない
・物理的に場所を取らない
・検索できる
など物理的なファイルに比べてメリットが多いのですが、逆に「物理的に場所を取らない」ということがデメリットとなるとも考えられます。

つまり各種情報を物理的なファイルで保存していた時代は、保管場所に限りがあることから定期的に棚卸が行われ必然的に整理されている状態が保たれていました。しかし「電子ファイル」は(ほぼ)物理的に場所を取らないことから、定期的な棚卸がされず整理できていない状態に陥ってしまいがちです。また、仮に必要なファイルを廃棄(削除)してしまった場合、保管場所に制限がある場合は「だって置く場所なかったんだもん」という言い訳が通用しますが、電子ファイルにそういう言い訳が効かない以上削除することに抵抗感が生じてしまうのもご理解いただけると思います。かくして、電子ファイルはファイルサーバーという目に見えないスペースを埋め尽くしたにもかかわらずその90%以上が無駄なファイルという状況に陥るのです(いわゆるゴミダメ)

消せる人は出来る人
しかし中には、電子ファイルであっても自主的に定期的な棚卸を実施し自身管理下の電子ファイルを適切に管理している人もいます。もちろんファイルを消すことでイタイ目を見た経験もありますが「そういう事もあるかもしれないが、そん時はまた作ればいいじゃん。それより身軽でいたいのよ」と考えて不要と判断したファイルをバンバン消していきます。いやー気持ちいい、そしてこういう人って総じて仕事もバッチリできるんですよね。自分も「消せる勇気」を持っていたいなぁ、と思います。

あなたには「消せる勇気」がありますか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました