この記事から、私が今まで仕事で遭遇した「困ったシステム屋達」についてシリーズでお話ししていきたいと思います。
何もできない(と言う)人
プロジェクトに参画してくれた人にある作業を担当してもらおうとすると、「やったことありません」「習ってません」「詳しくないです」となるべく自分に作業が振られないように行動する人がいます。すなわち、自分が何もできないことをアピールすることで難しい作業が振られないようにしたり、自分が作業を実施するときに手厚い支援を求めるといったワークスタイルです。
これだけ聞くと「そんな人なんて直ぐに仕事が無くなっちゃうのでは?」と思うかもしれませんが、
・システム業界が慢性的な人手不足であること
・多くの場合プロジェクトメンバーの人数が多い程売上が上がること
などから「何もできない人」であっても、何だかんだ仕事有り付きのほほんと生き残っているが現実なのです。
まぁこの「何もできない(と言う)人」も最初からそんな風に考えていた訳ではなく、
・困難な仕事を苦労して完遂しても評価されない
・プロジェクトの問題点を指摘するとその対応も任され激務に拍車がかかる
・難易度の高いタスクを担当させられたにも関わらず何の支援もしてもらえなかった
といった「悪劣なマネジメント」により生み出された被害者だったりしますが、こんな人に出会ったら「反面教師」として捉え、ご自身はこうならないようにしましょうね。この「何もできない人」もそろそろ業界から追い出されると思いますので。

コメント