あたりまえですが、サービス業でいただく報酬は以下の式で算出することができます
サービス報酬 = 1. サービス対価 × 2. サービス購入者数
1. サービス対価
これは、ユーザーが受け取ったサービスにどれほどの価値を感じてくれるかということです。ユーザーはすばらしいサービスであればたくさんお金を払ってくれるでしょうし、そうでもない場合はそこそこのお金しか払ってくれません。
2. サービス購入者数
これは、サービスを買ってくれた人の数です。これを増やすためには以下の点に気をつける必要があります。
2-1. より多くの人に求められるサービスにする
2-2. 要求に応じてすぐサービス提供できるようにする
世の中にはさまざまなサービス業がありますが、「儲かる(儲けやすい)か」、「儲からない(儲けづらい)か」は業種によってある程度決まってしまうように思います。
たとえば飲食業を考えてみると、高級レストランであれば、「2. サービス購入者数」よりは「1. サービス対価」を上げるというアプローチですよね。また大衆レストランであれば「1. サービス対価」はそこそこで「サービス購入者数」を増やすアプローチであるというカンジです。
しかし、大衆レストランが如何に「2. サービス購入者数」を増やそうと思っても、幸いにもサービスの購入希望者が増えたとしても、お店の規模や従業員数が限られてしまうので「2. サービス購入者数」の上限は決まってしまいます。
システム屋は儲かるの?
システム屋が提供するサービスの中には、コピーが簡単できるものもあります。そういったサービスであれば「2-2. 要求に応じてすぐサービス提供できるようにする」については心配する必要はありませんね。ですのでコピー可能かつ高い「サービス対価」がもらえて「より多くの人に求められるサービス」を用意できれば、メチャメチャ儲かります。(いわゆる IT長者といわれる人は、このやり方がハマった人たちです)
どうです? システム屋って夢がある商売でしょ?
(えっ、実態は「コピーなんかじゃ許されず、今日も残業/貧乏暇なし」だって? うーん、でも希望だけは捨てないで行きましょうよー(笑))

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